大学スペシャルレポート

【留学体験談 Vol.3】日本に留学中、人生初のアルバイトを経験!|東洋英和女学院大学

東洋英和女学院大学では、海外からの留学生も受け入れています。タイからの留学経験者に、同大学の魅力や留学を経験して成長したことなどについて聞きました。

留学経験者プロフィール

Dさん
チュラロンコーン大学(タイ)からの交換留学

  • 留学プログラム:協定校留学(約1年間)
  • 留学時期:2014年9月~2015年7月

日本への留学を意識した時期

タイの高校では、第2外国語として日本語を学べる学校が多いです。私が通っていた高校では、日本語、フランス語、中国語の中から選べます。父が日本人とビジネスをしていて日本語が話せるということもあり、私も日本語を勉強するようになりました。タイでは日本のアニメがたくさん放送されていて、私も「カードキャプターさくら」などを小さい頃から見ているので、日本のアニメにも関心があります。大学に入学してからは、周りの人はみんな日本語がとても上手で、日本に行った経験がある人も多かったです。それで、私も日本へ留学したいと思うようになりました。

「東洋英和女学院大学」を選んだ理由

日本の大学については全く知らなかったので、担任の先生からいくつかのプランを勧めてもらい、その中にあったのが東洋英和です。パンフレットを見て、キャンパス内に緑が多いなという印象を持ち、実際に来てみたらとてもいいところだと思いました。留学生がそれほど多くないことも、決め手の1つです。もっと留学生が多い大学だと、留学生同士で集まってしまい、日本語を話す機会が減ってしまいます。

日本の学生との交流

国際交流部(部活)に入り、日本人の部員と一緒にお昼ご飯を食べながらおしゃべりをしたり、着物や茶道の体験などをしました。着物を着て鎌倉観光をしたときは、周りから注目されて恥ずかしさもありましたが、とても楽しかったです。授業の中で、タイについて説明する機会もありました。タイ語を教えてと頼まれたので、タイの文字や発音について説明したことを覚えています。日本の学生に楽しくタイ語を体験してもらおうと思い、自分の名前をタイ語で書いてもらったりしました。お休みの日には、大学の友達とディズニーシーに行ったり、カラオケに行って日本の歌を歌ったことも楽しかったです。 

キャンパス内で好きな場所

大学の施設で好きな場所は、スポーツジムです。キャンパス内の奥まった場所にあり、何だろうと思って入ってみたらジムでした。学生は誰でも利用できます。運動が足りないと思って、私は週1~2回通っていました。緑に囲まれた静かな場所にあり、ジムのスタッフも優しかったです。

チュラロンコーン大学とタイの魅力

東洋英和からチュラロンコーン大学に交換留学する場合は文学部になりますが、タイ語で学ぶコースのほかに留学生向けに英語で授業をするコースがあります。英語で学び、英語のレベルを上げたいならお勧めです。キャンパスは広く、タイ人は気さくで話しやすい人が多いと思います。周囲にあるタイの建築も綺麗です。タイ料理には、いろいろな調味料が使われています。個人的なお勧めは、グリーンカレーです。辛さは調整してくれるので、ぜひ食べてみてください。タイではパクチーはパセリのような扱いですが、日本ではサラダの主役として食べていることが衝撃でした。私はパクチーをそんなに食べませんし、タイにはパクチーサラダはありません(笑)。

留学経験後の変化や成長

日本語力はかなり伸びたと思います。1年間ずっと日本語で話していたので、頭の中では先に日本語で考えるようになりました。英語は幼稚園の頃から学んでいましたが、日本語の方が話せるようになっていました。留学中はなるべく親からお金の援助をしてもらわずに、自分で稼ぎたいと思っていたので、人生で初めてのアルバイトを経験しました。大学の近くにあるスーパーで、お惣菜部門の仕事です。応募の電話も自分でしましたが、直接話すより電話の方が難しいので、とても緊張しました。仕事を覚えるのはそれほど大変ではなかったです。人間関係にも恵まれて、年上の方がほとんどでしたが、リーダーが同い年の女子だったので、すぐに仲良くなれました。そのような経験もできたので、留学したことにより、勉強以外でも成長できたと感じています。

卒業後の進路

今はタイで、日本のアニメショップで働いています。タイでは海賊版が多いので、将来は違法コピーの防止に関する仕事がしたいです。違法アップロード対策など、クリエイターたちを守ることが必要だと思います。まだまだクリエイターたちの大切さがあまり認識されていないので、タイでももっと海賊版が違法であることを知ってほしいです。

高校生へのメッセージ

留学は、勉強でもありますが、経験として大きな意味があると思います。1人暮らしなど、大変なこともありますが、留学後にはきっと成長しているでしょう。そのときは自分で気づいていなくても、振り返ってみればこんなに成長したのだと気づくのです。東洋英和は、東京の大学などと比べると学生数もそれほど多くないので、先生が一人ひとりをしっかり見てくれます。優しい先生も多く、とても親身になってくださり、よい思い出がたくさんできました。留学してみたいという気持ちがあり、チャンスがあるのなら、躊躇せずにチャレンジした方がいいと思います。

留学体験談 Vol.1

オーストラリア語学留学 Nさん
東洋英和の留学は、単位認定数が魅力!

留学体験談 Vol.2

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留学体験談 Vol.4

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タイから日本へ留学し、日本の企業に就職!

東洋英和女学院大学
オープンキャンパス情報
オープンキャンパスでは、入試ガイダンスのほか、教職員や英和生による個別相談(入試・留学・就職など)、授業体験、学食体験などもあります。各回限りのスペシャルプログラムもあるので、気になるプログラムにはぜひ参加しておきましょう。

2023年5月21日(日)10:00~15:00

オープンキャンパス『心理・保育DAY』
  • 「心理」・「保育」をテーマとした体験授業
  • 東洋英和が誇る就職の話

国際社会学部では、国際社会学科 小寺敦之教授による特別プログラムを実施。「ネット&スマホの"つながり"とは? -メディア利用の心理学-」をテーマに、ネットやスマホが生み出す"つながり"の実体を読み解く体験授業です。

2023年6月18日(日)10:00~15:00

オープンキャンパス『国際・留学DAY』
  • 「国際・留学」をテーマとした体験授業
  • 留学ガイダンス~東洋英和の留学を徹底解説!~

国際社会学部では、国際社会学科 桜井愛子教授と高﨑春華准教授、そして東洋英和コーヒープロジェクトチームによる特別プログラムを実施。コーヒーという身近な飲み物を題材として、SDGsへの取り組みについて考えます。「英和流・美味しいコーヒーの淹れ方」のレクチャーもあるので、コーヒー好きにもおすすめのプログラムです。

(提供:東洋英和女学院大学)

https://studyu.jp/feature/univ_report/toyoeiwa_sp1_top/

【東洋英和女学院大学のキャンパスライフ!】「つながり」があるから自分らしく学べる4年間 東洋英和女学院大学では、1年生から受講する少人数制のゼミや充実した施設を活用した部活動などを通して、学生同士や教員との「つながり」がある...