大学スペシャルレポート

【留学体験談 Vol.4】タイから日本へ留学し、日本の企業に就職!|東洋英和女学院大学

東洋英和女学院大学では、海外からの留学生も受け入れています。タイからの留学経験者に、同大学の魅力や留学を経験して成長したことなどについて聞きました。

留学経験者プロフィール

Nさん
チュラロンコーン大学(タイ)からの交換留学

  • 留学プログラム:協定校留学(約1年間)
  • 留学時期:2018年9月〜2019年7月

日本への留学を意識した時期

高校に入ってから、第2外国語として日本語を勉強し始めました。教科書で文化を学ぶ機会はありますが、自分の目で確かめないと深く理解できないので、留学したいと思うようになりました。高校では理系でしたが、大学に進学するときには日本語が好きになっていたので、本格的に学びたいと思って文学部日本語学科で日本語を専攻しました。

「東洋英和女学院大学」を選んだ理由

中学や高校も共学校に通っていて、タイには女子大がありません。他の候補は共学でしたが、日本の女子大がどんな雰囲気か知りたいと思ったので、東洋英和に留学することに決めました。女子大に通ってみたら、すれ違う学生みんなファッションがおしゃれだと感じました。タイでは大学でも制服です。

日本の学生との交流

女子同士なので、友達も作りやすかったです。国際交流部(クラブ活動)に入って、日本人の学生と一緒に鎌倉に行ったりしました。着物を着て街を歩くのは、日本に来てやりたいことの1つだったので嬉しかったです。草履は歩きにくかったですが、着物で観光をして、和食を食べたときは、昔の日本人はこんな感じで食事をしていたのだと感じることができました。11月だったので七五三の子どもたちがいたり、結婚式を挙げているカップルもいたので、1日で日本の伝統的な行事をいろいろ見ることができました。

国際交流部の活動では、浅草観光と食品サンプルを作る体験も楽しかったです。別の日には、落語も聞きに行きました。落語で使われる言葉は難しいですが、笑いは共通です。日本語でも理解できて、日本人と同じタイミングで笑うことができました。留学期間が終わってからも、東洋英和の友達とはSNSで連絡を取っています。東洋英和の学生が旅行に来たときは、タイの観光地やチュラロンコーン大学を案内しました。

チュラロンコーン大学

キャンパス内で好きな場所

好きな場所は図書館です。広くて、本の数が多く、他の大学にある論文なども読みたいときは依頼できます。勉強するのに便利で、窓から見える自然豊かな景色が好きです。本を読んで目が疲れたら、窓からの景色を眺めてリラックスして、また読み続けたりしていました。

チュラロンコーン大学とタイの魅力

タイのいいところは、人がフレンドリーで柔軟性が高いことです。チュラロンコーン大学への留学は、タイ語と英語のコースがあります。留学生向けのコースを受講する人は英語力が高いので、英語で学びたいけれど日本から遠くないところに留学したい人にお勧めです。大学の周りにはデパートが多く、デパートの中は英語が通じます。コワーキングスペースやカフェも増えているので、友達と勉強したり本を読んだりするのに便利です。大学内や大学の周辺では英語が使えるので、タイ語があまりできなくても心配はいりません。

留学経験後の変化や成長

人見知りだったのですが、留学したら頑張って自分から人に挨拶しないと友達になれないので、前より話せるようになりました。留学中は、いろいろな人と接する機会があります。異なる文化の中でどう接すればいいか、どのようにコミュニケーションを取ればいいか考えて行動していたので、前より人との交流がうまくなったと思います。

卒業後の進路

留学する前は、タイで日本語の先生になりたいという夢がありました。留学して日本でアルバイトをしてみたら、日本人の働き方がいいなと思うようになりました。日本人の働き方が自分のペースに合うと思ったのです。それで、タイに帰国してから、日本で働くための準備をしました。外国人が日本で就職するためには、特別なスキルが必要です。日本語とタイ語が話せるだけでは足りないので、ITのスキルを身につけるために、プログラミング言語などを学ぶコースを受講しました。日本の企業でSEを募集しているところを見つけて応募して、今は日本で働いています。留学中には、東京で行われていた日本とタイの交流会にも参加していました。そこでは、日本で働いているタイ人とも話す機会があり、就職に関するアドバイスなどももらいました。今後は、日本語と英語、そして母語のタイ語を使いながら、日本の会社に貢献したいです。

高校生へのメッセージ

留学をしていろいろな体験をすることで、将来のことも見えてくると思います。私の場合は、日本に留学しなかったら、日本で就職することもなかったかもしれません。コロナが落ち着いて留学するチャンスがあるなら、ためらわずにぜひ留学してください。人生の貴重な経験になると思います。

留学体験談 Vol.1

オーストラリア語学留学 Nさん
東洋英和の留学は、単位認定数が魅力!

留学体験談 Vol.2

アメリカ語学留学 Kさん
希望の専攻・教職・留学、すべて実現!

留学体験談 Vol.3

タイから交換留学 Dさん
日本に留学中、人生初のアルバイトを経験!

東洋英和女学院大学
オープンキャンパス情報
オープンキャンパスでは、入試ガイダンスのほか、教職員や英和生による個別相談(入試・留学・就職など)、授業体験、学食体験などもあります。各回限りのスペシャルプログラムもあるので、気になるプログラムにはぜひ参加しておきましょう。

2023年5月21日(日)10:00~15:00

オープンキャンパス『心理・保育DAY』
  • 「心理」・「保育」をテーマとした体験授業
  • 東洋英和が誇る就職の話

国際社会学部では、国際社会学科 小寺敦之教授による特別プログラムを実施。「ネット&スマホの"つながり"とは? -メディア利用の心理学-」をテーマに、ネットやスマホが生み出す"つながり"の実体を読み解く体験授業です。

2023年6月18日(日)10:00~15:00

オープンキャンパス『国際・留学DAY』
  • 「国際・留学」をテーマとした体験授業
  • 留学ガイダンス~東洋英和の留学を徹底解説!~

国際社会学部では、国際社会学科 桜井愛子教授と高﨑春華准教授、そして東洋英和コーヒープロジェクトチームによる特別プログラムを実施。コーヒーという身近な飲み物を題材として、SDGsへの取り組みについて考えます。「英和流・美味しいコーヒーの淹れ方」のレクチャーもあるので、コーヒー好きにもおすすめのプログラムです。

(提供:東洋英和女学院大学)

https://studyu.jp/feature/univ_report/toyoeiwa_sp1_top/

【東洋英和女学院大学のキャンパスライフ!】「つながり」があるから自分らしく学べる4年間 東洋英和女学院大学では、1年生から受講する少人数制のゼミや充実した施設を活用した部活動などを通して、学生同士や教員との「つながり」がある...