入試情報

よくわかる大学入試 その1 「総合型選抜」とは

2020年度から各大学で「総合型選抜」が導入されました。これは、従来、「AO入試」と呼ばれていた入試に代わるものです。「AO入試」とは、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に適合する受験生を採用することを目指すもの。多くの場合、「志望理由書」「面接」「小論文」によって合否が判断されます。

「AO入試」は、基本的に学力を問いません。そのため、基礎学力が十分に身についていない生徒が多く入学してしまうというデメリットが指摘されてきました。そこで、「総合型選抜」が導入されることになったのです。

「総合型選抜」の特徴とタイプ

「総合型選抜」の特徴は、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価して、合否を判断する点にあります。「総合型選抜」には、大きく分けて3つのタイプがあります。「選抜型」「対話型」「実技・体験型」です。

「選抜型」は、国公立大学や難関私立大学で多く実施されています。小論文やレポート、長文の志望理由書や自己推薦書などを課し、その内容をもとに面接をする形が一般的です。

「対話型」は、私立大学に多く採用されています。エントリーや正式出願を通して面談・面接を行い、人物評価や意欲、志望動機などを重視して合否が判定されます。

「実技・体験型」は、模擬授業やセミナー、実験などが含まれる入試プログラムへの参加が出願条件。参加後、レポート・課題提出などを課し、合否判定となります。

まとめ

「総合型選抜」は、実施時期や合格決定時期が早く、その分、早い時期に志望校を決定する必要があります。また、その趣旨から単願(第一志望)となる場合が多いことも頭に入れておきましょう。

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