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現役給費生に聞く!【スカラシップ入試】の魅力と可能性 | 東洋英和女学院大学

東洋英和女学院大学では、成績優秀なスカラシップ生として合格すると、最長で4年間の授業料など428万円が免除される「スカラシップ入試」を実施しています。試験は12月に実施され、高校の成績に関わらず誰でも出願可能です。国際社会学部に通うスカラシップ生に、出願理由や受験対策、大学生活などについて聞きました。

留学実現に向けて「スカラシップ入試」に挑戦

高橋さん(2020年入学 スカラシップ生)
東洋英和女学院大学 国際社会学部 国際コミュニケーション学科

異文化交流に興味があったので、異なる価値観を持つ人とのコミュニケーションなどを学びたいと思い、東洋英和女学院大学の国際コミュニケーション学科を受験しようと決めました。大学生のうちに留学したいという目標があるので、単位を取りながら長期留学できることも大きな魅力です。さらに、スカラシップ生として合格できれば、留学費用を捻出できます。自分の限界にチャレンジしてみようという気持ちもあったので、「スカラシップ入試」に挑戦しました。

受験対策として最後まで大切にしていたのは、基礎固めです。英語は中学校や高校で学んだ基礎的な文法を見直し、歴史は時代の流れに沿って主要人物や主な出来事の知識を何度も復習しました。結果的に、基礎を重点的にやったことが合格に役立ったと感じています。

  • スカラシップ入試への出願を決めた時期:高3の夏
  • 高校時代に取得した英検級:2級

英語で日本の文化について学ぶ授業に期待!

今年度受けている中で好きな授業は、人権やジェンダーに関する様々な問題を分析しながら、女性の立場やあり方を考える「ジェンダースタディーズ」(共通科目)です。今まで深くは知らなかったことを知ることができ、物事の見方が変わりました。「Topics in Intercultural Understanding」(専門科目)は、帰国生や留学生など、多様な文化背景を持つ学生が一緒に学び、「違う」理由を探究して違いを受け入れていくという、実践的な授業です。とても興味深く、今まで持っていなかった視点に気づかされます。

来年度以降は、英語で日本の文化について学んだり、日本を客観的に見られるような授業を積極的に受講したいです。また、国際コミュニケーション学科の専門科目ではありませんが、SDGsについても関心があるので、関連した授業も取りたいと考えています。

コロナの影響で難しい状況ですが、留学するという目標は叶えたいと思っています。将来は、日本と海外とをつなぐような仕事に携わりたいです。

『お気に入りのキャンパス内施設』
  • 食堂:日替わりメニューが美味しいです!
  • 図書館:課題に集中したいときなどに利用しています。
  • カルテットホール: ここで友達とおしゃべりするのが楽しみ!

<食堂を360ビューで見る>
<図書館を360ビューで見る>
<カルテットホールを360ビューで見る>

高校生へのメッセージ

大学やその先で、何をやりたいか、何を成し遂げたいかを具体的に考えておくと、大学に入った後も充実したキャンパスライフが送れると思います。高校生のうちに部活や課外活動、習い事など、何かに頑張った経験は、大学で自分の意見を述べたりするときに活かされていると感じています。

東洋英和女学院大学の国際コミュニケーション学科は、学びの幅が広いのが特徴だと思います。学びたいことが決まっている人はそれを極め、まだ決まっていない人は自分の興味関心を探求することができるので、とても良い環境です。留学したい人にとっては、留年せずに留学できることも魅力の1つだと思います。「スカラシップ入試」は、金銭的な負担を軽減できる魅力的な制度です。少しでも関心を持ったら、まずは過去問で出題傾向を確認してみてください!

東洋英和女学院大学 スカラシップ入試(2022年度)
合格者のうち、特に成績の優れた受験生は、2年間授業料など214万円(2021年度実績)が免除されます。入学後も学業成績が一定の基準に達していれば、最長4年間免除(授業料など428万円)が継続されます。
出願期間 2021年12月3日(金)~ 12月10日(金)
試験日 2021年12月18日(土)
試験科目 英語 コミュニケーション英語I、コミュニケーション英語Ⅱ、英語表現I
国語 国語総合【古文・漢文は除く】
募集人員 人間科学部 人間科学科26名、保育子ども学科18名
国際社会学部 国際社会学科20名、国際コミュニケーション学科20名

チャレンジしやすい3つのポイント

  1. 高校の成績や、現役・既卒にかかわらず誰でも出願できる。
  2. 専願ではないので、他の入試を受験することも可能。
  3. 試験会場はキャンパスのある横浜会場か、東京会場(六本木校地中高部校舎)のどちらかを選択。

東洋英和女学院大学HP

(提供:東洋英和女学院大学)